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Dream Theater(ドリームシアター)




日本でも人気がある、プログレッシブメタルバンドのDream Theater。
アルバムがオリコンチャートに乗ることもあります。


「ラッシュmeetsメタリカ」と形容されることが多く、複雑なサウンドにメタリカ風のヘヴィなリフサウンドを載せているのが特徴。
そして、メンバー全員が非常に高い演奏技術を持っている。そもそもが、バークリー音楽院のメンバーを中心に結成されている。
プログレバンドにしては、メンバーチェンジは少ないほうではあるが、それでもやはり多い。
ギターのジョン・ペトルーシは練習の虫で、最も練習していた時期は6時間もの練習をこなしていたようである。ジョン・マイアングも同様のことを語っている。



♪♪
さてさて、Dream Theaterはバークリー音楽院に通っていたジョン・ペトルーシとマイク・ポートノイがケヴィン・ムーアを誘って結成したバンドである。この際、ベースは誰にしようか迷ったあげく、「暇そうだから」という理由でジョン・マイアングが、サポートとして加入している。そう、彼こそ今ではドリームシアターの名サポートベーシストとして有名な、ジョン・マイアングなのである。


その後、ボーカルにチャーリードミニシを迎えて、Dream Theaterの最高傑作と名高い「When Dream and Day Unite」が制作される。このアルバムは、天才ボーカリストのチャーリードミニシのご尊声を拝聴できるアルバムとして、歴史的名盤として挙げられることが多いが、残念ながらあまりに時代を先取りしすぎて、セールス的には不発に終わってしまったのである。
また、実はこの後に天☆才チャーリードミニシはバンドから解雇されてしまう。レベルが違いすぎたために、他のメンバーがついていけなくなってしまったのである。Journeyをクビにされた、ハゲドラマーと同じです。
しかし、ファンの間ではチャーリードミニシのいたこの時期こそ、最盛期であると評する者が大変多い。


チャーリードミニシの穴をどのように埋めるか、が課題になったDream Theaterですが、ここである決断を下す。それは、あえて「ボーカリストを入れない」という決断である。そこで、新たに加入させたのがWinter Rosesでカリスマティックなプレイを見せていた、タンバリン奏者のJames Labrieである。彼の加入により、マイクポートノイ+ジョンマイアング(サポート)+ジェイムズラブリエの黄金のリズムセクションが完成したのである。
さらに、ラブリエはなんとボーカリストとしてもそこそこうまかったのである。もちろん、チャーリードミニシには及ぶべくもないが、タンバリン奏者が片手間に歌うにしてはあまりにも上手すぎたのである。


そしてやはり化学反応が起こったのである。このメンバーで制作された「Images&Words」。複雑な構成にヘヴィなリフ、さらにメロディアスな歌。完璧とも言える美しさを持ったアルバムを完成させたのである。


その後、キーボードも入れ替えがあったのだが、最終的にメンバーとして落ち着いたのがジュリアード音楽院出身の超天才プレイヤーのジョーダンルーデスである。キング・クリムゾンにいる彼や、スウィープがうまい彼や、ジューダス・プリーストな彼や、上手すぎてジャーニーをクビにされた彼と、よく兄弟だと思われているようですが、特に血縁関係はありません。


ここにきて、第二の黄金布陣が出来上がります。
ギター:ジョンペトルーシ
ドラム:マイクポートノイ
タンバリン:ジェイムズラブリエ
キーボード:ジョーダンルーデス
ベース:ジョンマイアング(サポート)


このメンバーとして出された傑作としては、内容は完全にB級映画のコンセプトアルバム、「メトロポリスPt2」です。
ジョーダンルーデスが加わったことにより、さらに複雑で難度の高い曲が増える。しかも、あくまでメロディアスなのはさすがである。


長らくこのメンバーで安定していたのですが、次の脱退者はなんとオリジナル・メンバーのマイクポートノイ。本格的にスポーツ選手へ転向することにしたようです。


結成以来数回目のピンチですが、オーディションで世界の凄腕ドラマーが集まった結果、シングルストロークの速度が世界一という筋肉バカのマイクマンジーニくんが加入します。ちなみにオーディションにてアングラのドラマーが公開処刑されていたのは、言わないお約束。


そんなDream Theater、本日も複雑なユニゾンでライブをこなしています。ジョンマイアングはいつまでもサポートです。
♪♪
※すみません、音符マークの枠内については、Wikiで正確な情報を得て下さい。



以下、また真面目に書きます。
さて、Dream Theaterの最高傑作ですが私は、「Images&Words」を推します。


Dream Theaterの作品の中でも随一のバランス感を持っています。
展開は複雑ながらも、無駄はなく、メロディアス。
また、捨て曲も一切ない。
M1のPull Me Underは美しいアルペジオからのヘヴィなリフ、そして美しいメロディ。。。。。
M2のAnother Dayはシンプルな名バラード。ギターソロが素晴らしい。
M3のTake the Timeは複雑な展開を挟みながらもポップで聴きやすい。
そして目玉のM5、Metropolis Pt1。プログレッシブバンドらしい長いインストパートに複雑なユニゾン。「Dream Theaterらしさ」と言えばこの曲である。
M6のUnder a Glass Moonも名曲。特にギターソロはこのアルバムでもトップレベル。
M8のLearning to Liveも「Dream Theaterらしい」曲。
あまりにも素晴らしすぎるアルバムです。





Dream Theaterがコンセプトアルバムに挑戦した作品。作品全体で一曲のように繋がっている。
作品完成度の高さもさることながら、楽曲の難度の高さにも注目。
捨て曲が一切ない完成されたアルバムである。
M2のOvertureはリフがかっこいい、短いインスト。
M3はインストパートに入ってからの疾走感が鳥肌モノ。。。。。。
作品全体が繋がっていますが、全く飽きることなく聴き通すことができます。
テクニック的にはM9のDance Of Eternityが凄い。




映像で観るDream Theater。オーケストラとの共演。
メタリカのオーケストラ共演は非常にかっこよかったのですが、こちらはオーケストラの意味がさほどないです。普通にDream Theaterの映像として見る分には問題なしです。



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