Lenny White(レニーホワイト)
ジャズ、フュージョン界で活躍する一流ドラマー、Lenny White。
いろいろなところで活動しているレニーだが、特に有名なのはReturn To Forever（以下RTF）だろう。
当初はスティーヴガッドをメンバーに迎え入れようと思っていたみたいですが、叶わずレニーがメンバーに。
しかし、RTFはレニーがドラムでよかったと思う。特にスタンリーとの相性が抜群。
レニーは結構落ちつきのないドラミングが特徴であり、落ち着きのないベーシストであるスタンリーとのコンビネーションは最高笑
レニーのドラミングはジャズが根底にありながらも、１６分をふんだんに盛り込むスタイル。
細かい音符を結構挟み込み、「慌ただしい」ドラミングである。
音が軽いのも特徴。バスドラお音が「ぽこっぽこっ」という感じ。しかし、これが不思議なグルーヴを生む。
あと「ツタタカタカタカ」というフィルをよく入れる。フィルが多彩ながらも、かなり特徴的なのがクセになる。
ハイハットをあまり刻まない。
ヴィクターベイリーとの動画。
スタンリーもそうだけど、レニーはタイトじゃないが「独特なグルーヴ」を持っているベーシストとの相性が良い。
まあ本人もそういう感じだしね笑
Return To Foreverのアルバムの中では、そこまで評価されていないように思うがVulcan Worlds,Song To The Pharoah Kingsという二大名曲が収録されている。
このアルバムは特にスタンリーとレニーのリズム隊が暴れている。
「Vulcan Worlds」ではレニーのツタタカタカタカの手癖が満載。スタンリーも細かいリズムで疾走感のあるベースフレーズを弾き、レニーとの相性が抜群。
最後のファラオキングスではレニーのドラムソロも聴ける。ラストに向かって盛り上がってくる中でのレニーのドラミングは必聴！！
