Carl Palmer(カール・パーマー)
我らが愛すべき露出狂、Carl Palmer(カール・パーマー)。 伝説のトリオブログレバンド、エマーソン・レイク・アンド・パーマー(ELP)のドラマーである。 ELPといえば、天才キーボーディストのキース・エマーソン、器用イケメン(今はデブ)のグレッグ・レイク、そして露出狂カール・パーマーの三人編成のバンド。 プログレ全盛期において、その独特なスタイルが受けて、広く支持を受けたバンドです。 しかし、このバンドのなによりの特徴としては、皆ヘタウマ系のプレイヤーであること。その中でも、カール・パーマーはその筆頭です。 ELPの曲は難易度が高いですし、カール・パーマーも手数が非常に多く、一聴すると「こいつうめぇ!!」となりそうですが、しばらく聞いているとあることに気づく。 リズムヨレSUGI そう、カール・パーマーくんは、怒涛の手数を入れながらも、リズムは一切守りません。 リズムがヨレていようが、シンプルに叩くなんてことはしません。さらに手数を入れます。 まあ、手数をいっぱい入れてもリズムがヨレない化け物はいくらでもいるので、手数が多いことは言い訳にもなりません。 そんなパーマーくんの必殺技はドラムソロ中に、脱ぎ脱ぎすること。 リズムには自信はないけど、上半身には自信があるようです。 脱ぎ脱ぎしている間、バスドラがヨレていることには気づいているのかな? そういえば、ASIAの再結成来日公演を観に行ったことがあるのですが、その時は、ドラムソロ中に新しい技を導入していました。 カナモノ類の上にスティックを転がすという大技です。 そんなネタを仕込む暇があるなら、クリック練をしろ。 ところで私はELPに関しては、プログレバンドの中でもトップレベルに好きです。 何が好きって、あのヘタウマ感ですよね。そのくせ手数が多い。なんとも言えないスリルがあるのです。 そうなると、パーマーくんのことがどんどん好きになります。ドタバタしながら、またリズムがヨレるのがもう愛くるしいです。 「あっまたヨレてる〜」と言った感じです。おそらくELP好きの多くは同じような感想を持っているのではないでしょうか。 それにしても、リズムのヨレ方があまりにも素晴らしいので、思わずGoogle先生でパーマーくんの名前を調べたら、、、、、、 おい、誰だ。「カール・パーマー 下手」って調べたのは。 パーマーくんは「下手」じゃねぇ。「ヘタウマ」だ!!! 全く。。。。。。。 まあ、ちょっと気になるからそのままクリックしてみたら、、、、 おい、誰だ。こんなスレを立てたのは 「ヘタウマ」だと何度言えばわかるんだ!! プレイヤーとして優れているかどうかは、リズムだけで判断するものではない、ということをパーマーくんは教えてくれますね。 大好きなドラマーです。これからもヨレながら、手数入れて下さい。