Scott Henderson(スコットヘンダーソン)
多彩なフレージングが特徴のフュージョンギタリスト、Scott Henderson。
ジャズ・フュージョン界では大きい支持を受けているギタリストである。
キャリアとしてはチックコリアエレクトリックバンドへの加入やザヴィヌルシンジケートへの加入、ジェフバーリンとの活動等、大物アーティストとの共演が多い。また、トライバルテックというフュージョングループにも所属している。
スコットヘンダーソンの活動の中でも、トライバルテックでの活動がやはり最も有名であろう。元々はソロプロジェクトの要素が強かったが、ベースのゲイリーウィルスの貢献度が高くなるにつれ、バンド形態へと変わっていく。超絶的なテクニックに高度な音楽性が特徴のバンドであり、フュージョンバンドとして高い人気を誇る。
スコットヘンダーソンのプレイスタイルとしては、以前はアランホールズワースに影響を受けた、ストレッチプレイからの多彩なスケールアウトが特徴だった。現在ではブルース色が強まり、アームやチョーキングを多用したスタイルになっている。
ちなみに、ジェフベックシグネチャーギターを使用しています。
さすがジェフベック、フュージョンギタリストからもリスペクトされているようです。
超絶フュージョンバンド、トライバルテックの映像。とにかく全員がハイレベルな演奏技術を有している。
まだスコットヘンダーソンがブルース回帰していない頃の映像である。テクニックもあるが、フレージングも多彩である。
また、スコットヘンダーソンのソロ後のゲイリーウィルスのベースソロにも注目。フレットレスベースから繰り出されるフレーズの嵐。とてつもないテクニックの持ち主である。
