Michel Schenker(マイケルシェンカー)
ロックギタリストの中でも特に絶大な人気をほこる、Michael Schenker。
マイケルシェンカーの活動と言えば、UFOと自身のマイケルシェンカーグループ(以下MSG)。
昔、雑誌にUFOの「Phenomenon」でのマイケルシェンカーのプレイが凄いと聴いて、さっそく聴いてみたのですが、、、、
曲が、好きじゃない。
というのが1曲目聴いての感想。2曲目で既にもういいかなと思いかけたのですが、
最後に、おすすめされてる「Rock Bottom」という曲を聴くことに。
そしたら、おっこの曲はなんだかかっこいいかも!!
→そのままギターソロ
、、、、結論から言うと、この曲のギターソロ、めちゃくちゃかっこいいです。
長尺のギターソロで、静動のはっきりした、ラストにかけて盛り上がっていく起承転結のある素晴らしいソロ。
シェンカーかっこいい!!
ということで、すぐにMSGの方も聴いてみると、、、、、
こっちは曲もいい具合にハードロックしててさらにかっこいいじゃないですか!!
シェンカーの特徴と言えばあのエモーショナルさでしょう。
Rock Bottomのソロもそうですが、最初に静を意識してそこから、徐々に盛り上げていくのが上手い。
盛り上げるといっても、その「動」の中にも繊細さがある。
後、フライングVを股に挟みながら弾く姿もかっこいい。
よく、彼のプレイは、「異国での孤独な生活から生まれた扇情的なプレイ」みたいな表現がされているのを見ます。
いやーなんか応援したくなるようなキャッチコピーです。
しかし、だまされてはいけません。
さんざん上で誉めておいてなんですが、このおっさん、とんでもないやつです。
なんで?
ライブをすっぽかす。
2006年、マイケルの来日公演があったんですが、この公演、私も行こうかなと思っておりました。
結果的には行けなかったのですが、どんなライブだったか気になり雑誌てライブレビューを読んだら、、、、
「マイケルが途中でライブを放棄」
ん?嘘だよね?
だってマイケルシェンカーグループに、マイケルシェンカーがいなかったら、
それもう、マイケルシェンカーグループじゃねぇじゃんw
まさかね~
でもガチでした。しかも2曲程で裏に行ってしまったようです。
ちなみに理由は二日酔い。
なにがびっくりって、その雑誌も「またマイケルがやらかしました」
みたな軽いノリであること。
いやいや、冷静に二日酔いで仕事放棄とか、50のおっさんがやっていいことではありませんよ?
懲戒免職でしょ、懲戒免職
ちなみに翌年に振替公演を行ってます。
まあ当然の措置です。
コージーパウエルがかっこいいです。
おっさんについてはもう十分誉めたので、これ以上コメントしません。
あまりしたてに出てしまうと、またライブを放棄するかもしれません。
とにかく、マイケルシェンカーのプレイが素晴らしい作品。特に「Rock Bottom」における彼のソロはロック史に残る大名演。これほどまでにドラマチックなギターソロは中々ない。
他にも「Doctor Doctor」等も素晴らしい。少し時代を感じるサウンドではあるが、マイケルの扇情的なプレイを聴くにはこのアルバムがベスト。
マイケルシェンカーのソロ作品で邦題は「神」。UFOと比べてより、ハードロックかつポップなサウンドになっている。
かっこいいリフが勢揃い。そしてやはりマイケルといえば、ギターソロ。一音一音に魂がこもっているとはこのこと。非常にエモーショナルなプレイ。彼のフレーズはシンプルながら一つ一つが非常にセンスフル。