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David Fiuczynski(デイヴィッドフュージンスキー)

上原ひろみバンドの変態ギタリスト、David Fiuczynski。(デイヴィッド・フュージンスキー)
他にもScreaming Headless Torsosという、名前からしてイカレているバンドもやっている。ちなみに実際にイカレテいます。


私は、凄いお方達には敬意を表して先生と呼ばせて頂いています。
例によってこの方もフュージンスキー先生と呼んでいるんですが、、、、
実はバークリー音楽院の講師をやっている、本当に凄いお方。
このお方に教えられる生徒がまともに育つかものすごく心配です。



ではまず、動画紹介から、、、、







3分50秒あたりから先生のソロが始まるのですが、、、、




とりあえず、チューニングしよっか?






嘘です。




実は微妙な音程を使うのがフュージンスキー流。アームを多用してきわどい音程を演出しています。
ダブルネックギターの上の方のネックはフレットレスギターです。
微妙な音程を使うのが好きなのが窺えます。



途中でマイルスデイヴィスの「ジャンピエール」を挟んでいますね。
これが巷で噂の原作レイプか。






若い頃は家にこもって、マニアックなスケールの練習を一日中練習していた、というだけあって、
私のような凡人には理解できないようなフレーズを連発してきます。



そして動画の7分あたりから始まるのが上原ひろみのピアノソロですが、
フュージンスキー先生、もっと真面目にバッキングして下さい。





次に紹介するのは、不覚にも泣かされてしまった、先生のソロが収録されている曲です。




しかし、こうみると先生は完全に不審者ですね。
私だったら迷わず通報します。

でも、そんな不審者によるソロが7分あたりからあるんですが、、、、






なにこれ、普通に泣く。





ひろみさんの一音下転調のアレンジなのか、
フュージンスキー先生のソロが泣けるのか、どっちかはわかりませんが。


まあおそらく両方合わさってこのような泣ける展開になっているのでしょう。





このソロは私が人生で聴いてきたギターソロの中でもトップレベルに好きです。



やっぱフュージンスキー先生は好きだなー




【追記】
上の動画は著作権の申し立てにより削除されてしまったようです。。。。

なのでyoutubeで探してみたところ、同じ曲の違うライブver.を見つけることに成功。
それがこちら、



10分50秒頃から先生のソロですが、、、、


ん??なんか様子がおかしいぞ?



なんと先生は何を弾いても感動しか生まれないこのコード進行を見事にぶち壊してくれます。





上の動画での先生のプレイはもしかしたら幻聴だったのかもしれません。


先生、ひねくれすぎです

こちらは上原ひろみが、ギターを含めたカルテット形態を披露した初作品。
当時、ギター入れたらどうなるんだ??と思っていたものだが、、、、

購入して1曲目を聴いた瞬間に名盤であることを確信した。
ギターが入ることにより、上原ひろみのプログレッシブな部分がさらに表出した感じである。
それだけに、上原ひろみにジャズをやってほしいと思っている方にはあまり嬉しい変化ではなかったかもしれない。

だが、「XYZ」などの曲が好きな方にとっては間違いなく素晴らしい作品。
シリアスなM1から一転して、M2「TimeOut」では跳ねたリズムでポップな楽曲となっている。

フュージンスキーのプレイは全編的に堪能することができる。彼の怪しげなギタープレイは上原ひろみの音楽に非常にマッチしいる。
私的にはM4「Deep into The Night」における彼のギターソロが、このアルバムの聞き所である。エンディングに向かって高揚していくソロ、、、、、美しいです。

他にはM7などが、超絶的なピアノフレーズで始まっており注目すべきか。
とにかく捨て曲はない名盤中の名盤。




あとはこのアルバム。
同じく上原ひろみのアルバムであるが、「Beyond Standard」というタイトル通り、スタンダード曲集である。

しかし、選曲がかなり変わっている。
クラシックの曲や、坂本九の「上を向いて歩こう」、ジェフベックの「Led Boots」、、、、、
上原ひろみの選曲センスが炸裂している。


しかも、原曲を大きく変えてのアレンジである。
大きく変えてるだけに賛否両論はあると思うが、中途半端なカバーで終わらせない上原ひろみはさすがだと思う。


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