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The Police(ポリス)




トリオバンドには名バンドが多い。クリーム、BBA、そしてこのThe Policeも歴史に残るようなバンドである。
トリオ編成のバンドは音楽性的にも、演奏的にもどこか危うさを感じさせる緊張感がある。それは三人という奇数編成に起因するのかもしれない。
そしてその緊張感のせいか、トリオバンドには短命のバンドが多い。そして、このThe Policeも例外ではない。しかし、10年に満たない短い間の活動だが、音楽界に残した影響は多大である。


The Policeはベース・ボーカルのSting、ギタリストのアンディー・サマーズ、ドラマーのスチュアート・コープランドの三人編成によるバンドであるが、その中でも特にスティングが有名であろう。その卓越した作曲能力で、The Policeを辞めた後もソロとしても成功している。
この三人によるトリオバンドのポリスだが、特徴としては、ロックにレゲェな要素も加えていることであろう。また、メロディも非常にポップでありながら、どこか陰鬱な雰囲気が漂っているのもポリスの特徴である。陰鬱な雰囲気に関しては、スティングの影響だろう。スティングはソロになってからも、陰鬱な雰囲気が漂う曲を書き続けているので。多分根暗なのだろう

こちらはポリスの名曲、「Message in a Bottle」。
メロディはポップなのに。。。。よくこうも陰鬱な雰囲気にできるものだ。聞いて頂ければわかるように、まずサウンド的に全体的に浮遊感がある。
ギターのアンディー・サマーズのサウンドが特にこの浮遊感を演出していると言えよう。また、Stingのベースもかなり音数が少なく、裏拍を強調するフレーズが多い。
また、スチュアート・コープランドのドラミングもかなり特殊。浮遊感があるドラミングながら、グルーヴもしっかりと出している。。。ロックドラマーの中でもかなり特徴的なスタイルを持っていると感じる。





ポリスの中でも最も有名な曲、「Every Breath You Take」。とんでもなくシンプルな楽曲である。構成も、音の少なさも。
ポリス時代のスティングは(音数的に)スカスカな名曲を作る天才。楽器もほとんど余計なことをせず、ずっと同じフレーズを繰り返しているだけである。
それなのに、これ程の心に残る名曲を作れるのである。特にこの曲のギターフレーズはロック界に残る名フレーズでしょう。

当然これ程の名曲ですから、歌詞も素晴らしいはずです。

Every breath you take      君の呼吸すべて  
Every move you make       君の起こす動きすべて  
Every bond you break       君の破った約束すべて  
Every step you take       君の進む歩みすべて  
I'll be watching you       僕は見つめていたい


。。。。。。。なにこれ、怖い




The Policeといえばやはりこれでしょう。
ストーカー曲のEvery Breath You Takeが入ってます。怖いです。




Message in a BottleやWalking On the Moonも入ってるこれまた名盤。
ポリスはメロディが分かりやすいので、基本的にハズレ曲はありません。陰鬱ですが

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