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Sigur Rós(シガーロス)

アイルランド出身のポストロックバンド、Sigur Rós。

私が最も好きなバンドのうちの一つです。
しかし、名前は知っていながらもずっと聞かずに敬遠していたバンドでもあります。というのも、バンド名を見て、どっかのパンクバンドだと思っていたから。それが実は独自の世界観を持った、エモ美しい雰囲気系ポストロックバンドだったとは。(てきとうに凄そうな言葉を並べてみました)

ちなみにSigur Rósとはアイルランド語では「勝利の薔薇」という意味だそうです。
オシャレか
アイルランドにも中二病という病気は存在するらしい。
まあ、ポストロックの代表格といえば、重度の中二病患者のトム・ヨーク大先生ですし、お察し。


正直Sigur Rósのことはチャラいバンドだとずっと思っていた私ですが、知人にYoutubeを見せられてから、興味を持ちましました。
とりあえずTSUTAYAでレンタルしてみて、帰りの車の中で流してみると。。。。。。
「ウーアーアーウーフーフームー」


。。。。。。。どこの宗教歌ですか?


だがしかし、その世界観にグイグイ引きこまれていってしまったのである。
Sigur Rósの音楽は、広がりのあるサウンドに、「ウーウーアーアーフーフー」とずっと歌うのが特徴。
そう、まるで宗教歌です。
間違っても、口説こうと思っている女性とのドライブ中には流さないで下さい。
新手の宗教勧誘だと思われます。


さて、そんなSigur Rósの美しい音楽をライブ映像で堪能してみましょう。




どうやら、ボーカルのヨンシーさんはギターの正しい使い方を教わっていないようです。
ギターはピックで弾くものですよ?ヴァイオリンの弓はそんな使い方してはいけません。
とりあえずギターの弾き方を、誰か教えてやって下さい。スタッフさんお願いします。


きっとどっかの三大ギタリストを見て、ギターは弓で弾くものだと思ってしまったのでしょう。
かわいそうです。

6:15からはギターのピックアップに向かって歌っています。
誰か、マジでギターの使い方教えてあげて下さい完全に使い方を間違えています。



。。。。。。
茶番はこれくらいにしておきます



シガーロスの特徴は何と言っても、圧倒的な世界観。どこまでも美しい。
ヨンシーの透き通った声に、ストリングスの音。全ての音が調和して音楽を作り上げています。
無駄は削ぎ落として、個々のプレイヤーのエゴも削ぎ落として、一つ一つの音符が楽曲の必要不可欠な一部分として機能しています。
楽曲レベルの完成度がとにかく高い。。。。。。。








Sigur Rósの世界観を味わいたい人はとにかく、四の五の言わずに彼らの音楽を聞きましょう。
美しく、切なく、幻想的です。
理屈ではなく、身体で、魂で感じる音楽です。
ただし、浮遊系のサウンドが苦手な人にはおすすめはできませんが。。。。
あと、彼らはアイスランド人なので、歌詞は一ミリもわかりません。


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