James Labrie(ジェームズラブリエ)
ドリームシアターのメンバー、James Labrie。
日本でも人気の高いプログレッシブメタルバンドのタンバリン担当。
あっ、、、、、、あと、ボーカルも。
その圧倒的なタンバリン技術によりドリームシアターのオーディションに受かり、タンバリン担当としてドリームシアターに加入。さらに、非凡なボーカリストとしての実力も買われ、ボーカルも担当することに。
James Labrie( tambourine,vo)
こちらジェイムズ。
なにか違う気がするが、、、、まあいいか。
近年では、ボーカルの能力の方が注目されており、すっかりドリームシアターのボーカルとして認知されているが、あくまでタンバリン担当である。
ラブリエはドリームシアターの創作活動にはほとんど関わらないため、雇われボーカルなどと一部では揶揄されているが、ひどい事実誤認である。彼はタンバリン担当である。
しかし、このような勘違いが起こってしまうのも致し方ないこと。ソロアルバムを発表しているのだが、なにを思ってかボーカルとして発表してしまっている。タンバリン奏者にしてはあまりにも高いボーカル技術のせいで、彼自身自分のアイデンティティを見失ってしまっている。
もう一度言うが、タンバリン奏者である。
最近では同業者でさえもラブリエをボーカリストと間違えてしまう例もある。
例えば以下、
ドリームシアターのライブは3時間にも及び、それに対してHelloweenのMichael Weikathが、
「私達はドリームシアターみたいに3時間もライブはしない。なぜならボーカルは一日に1時間半以上歌うべきではない。それが私達のスタイル。」
みたいなことを仰っていましたが、まず彼は何点か勘違いしているようである。
ラブリエはボーカルではありません。タンバリン奏者です。ドリームシアターは全員楽器奏者のインストゥルメンタルバンドであり、ボーカル曲がある時にラブリエが歌っているだけである。
また、そもそもドリームシアターのライブが3時間に及ぼうとも、そのうちボーカルが入っている部分なんてごく一部です。ボーカルが入っている曲だろうと、間奏の方が長いので喉を休める時間は十二分にあります。
というか、、、、タンバリン奏者です。
何度も言わせないで下さい。
こちら、ドリームシアターがDeep Purpleの「Highway Star」をカバーしている動画。
ラブリエのタンバリン技術が光る名演。
この曲の間奏では本家Deep Purpleもボーカルのイアンギランもパーカッションを叩いているので、それを再現しているだけでは?と思った方。
勉強不足です。ラブリエはタンバリン奏者です。
2:50から始まるラブリエのタンバリン演奏、、、、素晴らしい。。。。
タンバリンを極めすぎて、逆にシンプルに刻むスタイル。。。。。バンドの核となるグルーヴを生んでいる。しまいには、途中でタンバリンを刻みながら水を飲む余裕。。。極めていらっしゃる。
しかしこの映像を撮った方には申し訳ないが、カメラワークが頂けない。2:50からの間奏はラブリエをアップで映すべきポイント。おそらく撮影者もラブリエをボーカルだと勘違いしているのでしょう。
しつこいですが、彼はタンバリン奏者です。
ドリームシアターの名タンバリン奏者、ラブリエでした!!
(注)誠に残念なことにオンライン百科事典のWikiでも、James Labrieをボーカルとして紹介しております。⇨こちら
またDream TheaterのオフィシャルサイトでもJames Labrieを(Vocals)とされています。スタッフの打ち間違いであることは明白ですが、公式に発表されており今のところ修正される様子もございません。
なので、非常に心苦しいですが、公式発表に合わせてこちらの記事のカテゴリーも【ボーカル】とさせて頂きます。