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Simon Phillips(サイモンフィリップス)

TOTOやJeff Beck、、、、、引っ張りだこのドラマー、Simon Phillips。


最近はPSPという、フュージョントリオを組んでいたり、上原ひろみのニュートリオでドラムを叩いていたり、、、、
いろいろなお仕事をしています。
上原ひろみはサイモンフィリップスのドラミングが大好きなようです。


ドラミングの特徴としては、「スパンッスパンッ」というタイトな音を出す。
バスドラの音もでかい。テクニックもある。
自分のスタイルを確立しているが、、、、

まさか上原ひろみのトリオでもスタイルを変えずに叩くとは思わなかった笑


ロックやプログレ系のタイトな音が求められる音楽に非常に合う。
その反面横ノリはあまり得意ではない。
あとブラシは素人。(上原ひろみトリオのライブで確認)
そして、フィルを入れた後、無理矢理頭を合わせるクセがある。




上原ひろみのトリオでのプレイ。
音がとにかくタイトなのがわかる。「キレ」の良い音。
ちなみにこの動画のベース、Anthony Jacksonというんですが、私的に世界で一番上手いと思う。


自分のスタイルを崩さず、ピアノトリオでもロック的な叩き方をするサイモン、、、、
ナイスです。
賛否両論あるかとは思いますが。

私は好きです^^




上原ひろみのニュートリオ。
サイモンフィリップス・アンソニージャクソンの起用にびっくりした方が多いのではないでしょうか。
というかもの凄い出世です、上原ひろみさん。
私は上原ひろみの作品が大好きなので、世界でどんどん注目されていく彼女を見て本当に嬉しい気持ちです。
日本の宝です。
それはさておきレビューを、、、、


上原ひろみのニュートリオ。
ギターを入れたカルテット編成のSonic Bloomではなく、ピアノトリオに戻っての編成。
ただし以前のトニーグレイ、マーティンヴァリホラとのトリオではなく、
なんとアンソニージャクソンとサイモンフィリップスという世界のトップミュージシャンとのトリオ!!

スタンリークラークとトリオでCDを出し、その後さらにスタンリークラークのバンドにゲスト参加するなど、近年の上原ひろみは世界のトッププロにも注目され始めている。

しかしスタンリークラーク/レニーホワイトという強烈なリズム隊の次には、
アンソニー/サイモンのリズム隊を従えるとは、上原ひろみ恐るべし。。。


さて、肝心のNew Trioによる新譜”Voice”はというと。。。。

素晴らしい!!!


やはり今までのトリオではどうしても上原ひろみが中心であり、その裏でいい仕事をしているリズム隊という印象だった。


それが今回の作品のリズム隊はグイグイ前に出てくるのである!
上原ひろみ名義でありながら、各々が主張しあっている。
「バンド」という感じである。

アンソニージャクソンは相変わらず重厚なベースにときたま出てくる変なフレーズで楽曲に緊張感を与えている。
上原ひろみもテクニックはもちろん素晴らしいのは言うまでもないが、わくわくするようなソロを弾いてくれる。

しかし賛否両論分かれると思おうが、私的にはサイモンフィッリップスが一番いい仕事をしている。
彼のドラムはやはり”ロック”。
どう考えても”ジャズ”ではない。音はでかいし、ビートがドンドンとくる。
普通ピアノトリオでこんな演奏しないだろ!ってことをバンバンとやってくる。
ツーバスは踏みまくるしとにかくうるさい。
だがこれでいいのである。
ここでまたジャズができる「巧い」ドラマーだとこのトリオは既存の所謂「ピアノトリオ」となにも変わらなくなってしまう。

それにしてもピアノトリオにサイモンフィッリップスを起用する上原ひろみのセンスはやはり普通ではない。


前置きはこれくらいにしてアルバムの内容だが、

1.上原ひろみのピアノイントロから始まる曲。変拍子の曲でXYZと雰囲気の似た、上原「らしい」曲。9拍子の裏で上原ひろみのソロが弾かれるが、いきなりかっこ良すぎる。アンソニーは9拍子のリフを弾くが、時たまそれを変化させて弾いて緊張感を演出する。上原のソロの後はまたしても9拍子のリフの上に今度はサイモンフィリップスのドラムソロ。ロックなフレーズ満載で、途中からツーバス踏みっぱなし。ソロ以外の部分でもロックなフィルを入れまくっていてピアノトリオのドラマーとは思えない演奏である。あくまで自分のスタイルでいくサイモンが私は大好きである。

2.この曲は既に発表されている曲であり、どのようにアレンジが変わるか楽しみにしていたのだが、ギターが抜けた以外特に変わっていなかった(笑)プログレロック風味な曲。しかし1:47、2:02に出てくるアンソニーのベースフレーズはかなり目立っている割にはあまりかっこよくない(笑)アンソニーのフレーズはこのように「これかっこいいか?」というフレーズが多いのだがそのようなところがまた大好きである。ソロは上原→サイモン。サイモンがまたドコドコ叩いています。その後はまた上原ひろみのソロがくるが、Deep Into The Nightのラストのような高揚していくコード進行である。

3.前2曲がシリアスな曲だったのと打って変わって、コミカルといってもいいような曲。この曲はアンソニーのピックアップフレーズがあったり、上原ひろみとアンソニーの掛け合いソロがあったりとアンソニーファンにはたまらない曲である。アンソニーのソロは相変わらずよくわからない。もしかしたらこのフレーズださいのでは。。。と思ってしまうのだがなぜかクセになる。最後にまたサイモンのちょいソロがあり終わり。

5.スタンリークラークバンドに提供した曲だが、このアルバムにも収録されている。アンソニージャクソンとスタンリークラークの聴き比べができる。個人的には上原ひろみの曲はアンソニーの方が合う。スタンリーはどうしても「おれがおれが」すぎてボトムがなくなる。この曲にもアンソニーのソロが入っている。結構がっつり弾いているので必聴。

6.この曲もおせおせなテンポ感がよい曲。またサイモンがソロをとっている。

8.上原ひろみとアンソニー二人の演奏から始まる。アンソニーのフェイザーサウンドも聴ける。


おすすめの曲のみのレビューとなりますが、全体的に捨て曲がなく個人的には今までの上原ひろみの作品の中で最も好きである。
とにかく三人の個性がぶつかり合う演奏で緊張感は抜群である。

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