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Tim Bogert(ティムボガート)

ティムボガートの画像


元祖リードベース、Tim Bogert(ティムボガート)。


ヴァニラファッジ・カクタス等のバンドで活動し、カーマインアピスとのリズム隊が注目される。
三大ギタリストのジェフベックも彼のプレイに衝撃を受け、後にスーパートリオバンドである「ベック・ボガート&アピス」が結成される。
強烈な個性が三人集まっただけあり、緊張感の高いライブパフォーマンスなどが売りであったものの、短命に終わってしまう。
また日本のスーパーギタリストCharさんとも活動経験がある。


プレイスタイルとしては、とにかく音数の多いリードベースタイプ。音色も強烈にドライブしている。
ドライブした音色による音数の多いプレイはティムが元祖。この時代の三大リードベーシスト、ジャックブルース・ジョンエントウィッスルの比べて、特に「凶暴」という言葉が似合う。
荒々しく、前に攻めてくるような勢いのあるスタイルが特徴。
彼のスタイルに影響を受けたプレイヤーは多く、ビリーシーン等はその典型。日本のベーシストで言えば、鳴瀬さんもティムのプレイを絶賛している。





ベック・ボガート&アピスの短い活動期間の中で収録された日本公演。

ライブならではの荒々しいプレイで、決して丁寧なプレイとは言えない。しかし、この3人の強烈な個性のぶつかり合いが生む、「ライブ感」は本物。
どでかい音と勢いのあるベースプレイでジェフベックと対等に渡り合うティムボガートはさすがの一言。
ビリーが影響を受けただけある。リードプレイとは何ぞや、を知りたい方にはおすすめ。

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