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Stuart Hamm(スチュアートハム)

ロック界の人気ベーシスト、Stuart Hamm。

現在のロック界のベーシストで特に人気が高いのは、Billy SheehanもしくはStuart Hammでしょう。
一般的な認知度だったらビリーの方が上でしょうが、スチュアートもベーシストから人気が高いです。

ギター界ではG3といって、ギタリスト三人によるライブが行われるイベントがあります。
そして実はベース界にもBX3というイベントがあるのです。そのメンバーはスチュアート・ビリー・ジェフバーリンです。
明らかにジェフバーリンが浮いていますね。知名度も高くないし、ビリーとスチュアートとファン層も被らなそうだし。しかもメタボ。そんなメタボおっさんから、超絶バップフレーズが嵐のように繰り出されても多分ポカーンでしょう。いや、本当に引く程上手いんですけどね。


まあスチュアートハムの話に戻りましょう。
同じロック界のベーシストとはいってもそのプレイスタイルは大分違います。
スチュアートの方がもっと本格派といった感じでしょう。対応ジャンルも広いし、スラップやタッピングなどのテクニックも豊富。さらに音もクリーンなきれいな音なのであまり周りの音を邪魔しない。

まあ、でもこの「なんでも屋さん」なところがいまいちビリーと比べて人気が出ない原因でもあるのかなと思う。
ビリーはどのジャンルでもあの音だし、プレイスタイルもあのまんま。そういう意味でなにやっても「ビリー」になってしまうのだが、裏を返せば強烈に個性的とも言える。

対してスチュアートは全て器用にこなすが、ビリー程強力なエゴがなく、それが逆に物足りない人には物足りないのかもしれない。




悟り兄のライブにおけるスチュアートハムのベースソロ。
コード弾きにタッピング、スラップといろいろな技術を高いレベルで見せてくれます。




こちらはなんとヴィクターウッテンとのデュオ!!中々珍しい組み合わせですね。
まあフュージョン界でバリバリにやってるウッテンはさすがにフレーズ豊かです。
対するスチュアートはペンタ中心ながら、メロディアスなソロを聴かせてくれます。スラップも披露していますね。



こちらも珍しい組み合わせ。
グレッグハウ・デニチェンです。
この動画でもハムはペンタ中心ながら綺麗なソロを弾いています。





なんでも小器用にこなすスチュアートハム、いろいろなアーティストに強く支持されています。
ロック界といったらビリーでしょうが、スチュアートハムも一聴あれ!!





フランクギャンバレ・スティーブスミスとのトリオでフュージョンをやるというおもしろいアルバム。
超絶メンバーに加わってフュージョンを弾くスチュアートハム。
中々興味深い一枚!!

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