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Hadrien Feraud(アドリアンフェロー)

超絶的なテクニック・メロディアスなソロで注目を大きく集めている、Hadrien Feraud。


アドリアンフェローを初めて知ったのはジョンマクラフリンのアルバム。



この時期、アドリアンフェローはまだ無名であったにも関わらず一曲目の「For Jaco」からいきなり起用される。若手・無名であっても積極的に優秀な人材を参加させるマクラフリンの懐の大きさが窺える。

既に気づいているとは思いますが「For Jaco」とは当然の如くジャコパストリアスに捧げている曲。つまりベーシストに対して耳が傾けられること請け合いだが、そこにまだ無名だったアドリアンフェローがあてられるとは!!しかし、アドリアンはこちらの度肝を抜かします。ジャコ風なベースライン、そして曲終わりの美しいソロ、、、、、こんなベーシストがいたとは、、、、この曲を聴いた人はこのように思ったはずです。

このアルバムには他にも若手ベーシストが参加しているので中々に興味深い内容である。



それでは動画紹介。






こちらはアドリアンフェローのベースソロが集められている動画。彼の特徴としてはまず音粒。きれいに揃っており、音像がはっきりとしている。そこから繰り出されるフレーズの嵐。単なるテクニシャンではなく、しっかりと美しい流れのあるソロ。メロディアスなのである。フレーズの引き出しも多く、決してワンパターンに陥らない。

う〜ん上手い、、、既に超一流の風格があります。彼は必ずこれから注目されると思います。



Steve Baileyと共演している動画。こちらを聴けばわかると思いますが、彼はソロだけのベーシストではありません。バックに回ってもミュート音が上手く織り交ぜらプクプクとした躍動感のあるベースプレイを見せてくれる。

ソロも相変わらずのテクニックとフレージング。多彩なフレーズを聴かせてくれる。そしてソロの締めでの親指を用いた下降。親指ピッキングを積極的に使用するのも彼の特徴。ここらへんはドミニクデピアザやマシューギャリソン的。

しかし、6弦ベーシストとして有名なスティーヴベイリーですが、、、、これは喰われているんじゃないか?
この若さでベテランと対等以上に渡り合えるとは、末恐ろしい。





こちらはアドリアンフェローのソロアルバム。



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