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Abraham Laboriel(エイブラハムラボリエル)

セッションベーシストとしてあらゆるジャンルで活動するベーシスト、Abraham Laboriel(エイブラハムラボリエル)。


リーリトナーやアルジャロウ、日本人だと渡辺貞夫氏に神保彰氏とも活動。その特殊でオリジナリティ溢れるベースプレイは強く支持されている。


ラボリエルはセッションベーシストとして活動しているが、あまり器用というタイプではなく、むしろかなりアクが強い。
サウンドは中音域が強調されており、そこから繰り出されるグルーヴもまた独特。グルーヴしているのだが、ファンクベーシストのような感じでもなく、、、、、ファンキーではあるのだが、普通のファンキーではない。なにかウネリが強いのである。
“アクが強い”という表現がやはり一番合う。


テクニック的にも非常に高い技術を有しているが、こちらもまた器用なテクニックという感じではない。
指弾きに関しては、それほど速いフレーズを弾きこなせるわけではない。ただし、スラップテクニックが独特。
弦をデコピンではじくことによる特殊奏法を用いる。
フレージングもメロディアスなタイプではない。




こちらはリーリトナーとのリオファンク。
聴いて頂ければ分かるが、かなりクセの強いグルーヴである。好き嫌いが分かれそうだが、好きな人はとてつもなく好きだろう。
4分過ぎからベースソロ。コード弾きから攻める。デコピン奏法も使っている!!見事なアクセント付けになっている。
しかし、まるでギターかのようにコードを弾いています。


そして指弾きによるメロディ。まあ彼はあまりフレージングでソロを組み立てるタイプではないので、案の定すぐに終わる。
驚異的なのはその後。スラップからのコードかきむしり!!そしてベースをバンバン叩いてのパーカッシブサウンド!!
ラボリエルの十八番、とりあえずテキトウにベースを叩く!!
そして踊り出す。

冷静に後半は誰にでも出来そうですが、さすがはラボリエル。。。。パーカッシブでグルーヴィー!!




こちらはリーリトナーの超難曲キャプテンフィンガーズ。
ラボリエルがユニゾンをごまかしている部分がいいっすね!!
まあ、あれは弾けないよね!!指弾き得意ではないし!!







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