ホーム >ギタリスト >John McLaughlin
このエントリーをはてなブックマークに追加

John McLaughlin(ジョンマクラフリン)

速弾きの伝道師、John McLaughlin。



ジョンマクラフリンは活動的には、マハヴィシュヌオーケストラやシャクティ、ソロ活動等かなり幅広い。

そしてそのプレイスタイルの特徴としてはやはり速弾きであろう。
しかし、アルディメオラやフランクフャンバレのような速弾きとは違う。



彼のソロを聴くと、速く弾くことが目的というよりは、音を敷き詰めていくことが目的のように思える。
音を敷き詰めていった結果、テンポが速い曲だとそれが「速弾き」になる。

その証拠にあまり単純なフレーズは弾かない。
ただ単に速弾きがしたいのなら、もっと簡単なフレーズを弾けば良さそうなものだが、彼はどちらかというとギターのフレットを縦横無尽にかけずり回る感じである。


「ジョンコルトレーンのシーツオブサウンドを目指している」と本人は言ってるが、プレイスタイルを聴くとなるほどな、と思わせられる。
サウンドは少しこもったような音で、このサウンドから繰り出される速弾きは特徴的。
流れるような速弾きではなく、つまったような「フレーズの洪水」。



ソロの起承転結という点では物足りなさはあるが、ネックを縦横無尽に駆け回る、フレーズの羅列はくせになる。





ジャコとトニーウィリアムズとのトリオライブ作品。長年お蔵入りしていたのをマクラフリンがようやく発表。スーパープレイヤー三人による珍しいトリオ作品。




マクラフリントリオの作品。とにかく素晴らしいの一言。ベースとして起用されているドミニクデピアザのプレイが特に注目。スパニッシュ系のフレージングからの速弾き。美しいトーン、、、





マハヴィシュヌのメンバー間の関係が悪化していた時期のライブアルバム。しかし悪化していた関係が生み出した緊張感なのか、スリリングなプレイの連発。


inserted by FC2 system